竿を何本も並べる置き竿スタイル(投げ釣り)で魚を狙う場合、魚のアタリをとって即合わせすることはほとんど不可能なので、基本的には向こう合わせになります。
餌が魚の口に入ったら自然と針掛かりしてくれる釣り針がもっとも理想で、釣り針の性能によっては釣果を大きく左右します。
僕自身、数種類の釣り針(信頼を置くもの)を使い分けていますが、そのひとつに株式会社まるふじさんが販売している「シーフォースサーフ」があります。
※実際の商品
大物投げ釣り専用鈎【シーフォースサーフ】
シーフォースサーフのコンセプト
メーカーさんが発表している「シーフォースサーフ」のコンセプトは、
「鈎外れがしにくい(バレにくい)」
「すっぽ抜けしにくい(抜けにくい)」
釣り人が求めるところであり、置き竿スタイルでの「すっぽ抜け防止」はめちゃくちゃ重視したい部分です。
個人的な考えでは、「すっぽ抜け=針掛かりが悪い」という感じで捉えています。
段階的に説明すると、
針掛かりが良い ⇒ 向こう合わせ(済み) ⇒ すっぽ抜けが少ない
ということで、まず初期の針掛かりが良い!ことが向こう合わせにつながって、針先が刺さっているから結果的にすっぽ抜け防止につながっていると。
で、針掛かりが良い鈎とは?
「ハリスの延長上よりも外に出ている」もしくは「針先の角度が広い」
ような外向きは単純に針掛かりが良いと言えます。
※赤線がハリスのイメージ
ただし、外向き形状の鈎、とくに外向きのストレート形状は、針掛かりは抜群ですがフトコロが広くなるので吸い込みにくくなります。
シーフォースサーフは、吸い込みやすく針掛かりが良いと感じているので、ここら辺のバランスが非常に良いハズ。
大物専用の釣り針と言いながらラインナップが12~16号なのは、それ以上デカくすると、(形状的に)極端に吸い込みが悪くなるのかな・・・・?と
商品の特徴
魚が吸い込みやすく口中で深々と刺さり、すっぽ抜けを極限まで排除
前述のとおり、吸い込みやすく針掛かりがしやすいのは、バランスが良い証拠です。
「釣り針の形状」と「ヒネリ」が大きく関係しています。
大物の潜む荒い根回りを想定し、針先が鈍りにくい処理を施しています
針先がなまりにくい点も気に入っているところです。
これは、納得!
ヒネリの入った針の針先はなまりやすい、とくに砂地は気付かずになまっていくので、他の釣り針と比べてみるとその価値が分かりますよ。
針先を長くとることで水深の深い釣り場で巻上げ時のバレが激減
個人的には、針先が長くという感じはしませんが・・・こういうときの針先とは先曲げからのことを言うのでしょうか?
ちょっと分かりませんが、どちらかというと、軸からふくらみを持たせてフトコロをしっかりとっているのでバラシが少ないのかな?と感じていました。
で、とにかくバラシが少ない!個人的にはほとんどないので安心感は違います!
記録更新級の超大物が掛かることを考え軸太の頑丈な造りに仕上げています
もちろん、もっと太軸の針もありますが、16号クラスではしっかりとした造りになっています。
太ハリスの使用も想定し、耳は十分な幅を確保しています
これは助かりますよね。大物を狙う上ではとても大切なことです。
シーフォースサーフを使った「カレイ・アイナメ」完成仕掛け
【仕掛けも釣果も段違い】
【先オモリ遠投仕掛け華麗】
ブログランキングに参加しています。
宜しければ、応援ワンクリお願いします。