黒鯛(チヌ)を狙っていると、いわゆる「回遊型」と「居着き型」の2種類の魚が釣れます。
ざっくり説明しますと、
回遊型とは、季節条件やエサなどにより群れで移動する魚のこと。
居着き型とは、回遊してきた魚ではなく、一年中同じ場所にいる魚のこと。
大物実績ポイントはなぜ存在する?
回遊型
群れで行動していて魚自体がスレていなく、比較的釣りやすいイメージです。
時合いが重なるとまとめて釣ることも可能ですが、同じサイズの個体で行動しているためあまり大型が釣れずそれなりの型が揃います。
魚体はキレイなものが多く、銀ピカの魚が特徴です。
居着き
縄張りを持っているため単独で行動していることがほとんどで数は見込めませんが、大型が多く大物釣りとしてのイメージが強いですね。
50センチを超える年なしも居着きのものが多く、色は黒く、ごつい魚体が特徴です。
ただし、警戒心が強いこと個体が多いです。
居着きの魚は、縄張り意識が強い?
居着きのものは「縄張り」が存在して、そのエリアの一番良い条件の障害物(根やテトラなど)から順番に、個体の大きいもの(強いもの?)から陣取っていきます。
その居着きの魚を釣り上げると、その障害物には陣取っていた魚が居なくなるので、次の魚が居着くまでそこでは釣れなくなるというのが、個人的な考えです。
大物は同じ釣り場で連続して釣れず、少し時期をずらしてまた大物が釣れる!
というのは、よくある実績ポイントのパターンですね。
ありがちな例で言えば、
「大物が釣れた!」
と、釣果をみてその釣り場に行ってもサッパリ釣れず・・・
あきらめたころに他の人がその釣り場で大きいのを釣った!
なんてことありますよね?
大物の実績があるポイントは、大型が居着く良い条件が必ず揃っているので、いずれ別の大物が居着くことになります。
これは、居着くことのないタイプの魚でも言えることで、大型が好む条件が揃っていることが一番の理由です。
デカいのが釣りたいのなら、大物の実績ポイントに通い詰めることは、ある意味、1番の近道かもしれませんね。
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