テレビを見てたら、魚の数え方!【匹】と【尾】の違いってなに?という問題が。
1匹、2匹・・・
1尾、2尾・・・
「いや違う、1枚、2枚だろ~~~」
と、テレビに向かってひとり言を言ってしまった(釣り人目線)
だって、釣果報告って何枚って言いますもんね?
ん、違うか・・・・アジは何匹か・・・・?
※ここで釣具屋さんの釣果情報を覗いてみる。
えーっと、完全に「匹」ですね。
でも、言いますよね?「何枚釣れた」とか?
そういえば、シーバスとか青物あたりは「何本獲った」って言いますね?
今まで考えもしなかったですけど・・・なんとなく平べったい魚は「枚」で、細長い(大きめ)魚は「本」で、小さな魚は総じて「匹」でしょうか?
と、余計な話をしてしまいましたが、それでは改めて知ってますか?
魚の数え方【匹】と【尾】の使い分け!
魚の数え方【匹】【尾】
【匹】と数える場合
生き物の扱いでは、【匹】と数えます。
(例)
「金魚を3匹飼っています」
【尾】と数える場合
食材や獲物の扱いでは、【尾】と数えます。
(例)
「新鮮なイワシを2尾ください」
言われてみれば、たしかに!
・・・という感じもしますが、個人的に「1尾、2尾」ってあまり使わないかな?
で、「正しい魚の数え方ってなに?」ってところが気になったので、ググってみる。
NHK放送文化研究所
魚の数え方にはいろいろありますが、最も一般的なのは「匹」で、これは魚が生きていても水揚げされたあとでも使います。
魚が水揚げされて食材として扱われると、その形や性質によって、さまざまな数え方が現れます。
ブリやサンマ、カツオ、マグロなど見た目が比較的細長い魚には「本」、ヒラメやカレイなど形が平らな魚には「枚」が使われます。
「1尾、2尾・・・」という数え方は、『数え方辞典』(小学館)には、「主として、釣りの獲物や、鮮魚店等で商品として取引される魚、料理の材料となる魚を『尾』で数える」とあり、高級魚や料理の材料として伝えるときに主に使われます。
また、同じ魚でも、調理法によって数え方が変わるものもあります。
アジなど干物にする魚は、もともとは「匹」で数えますが、干物になると「枚」になります。
ウナギは、もともとは「匹」や「本」ですが、開いて串に刺せば「串」、蒲焼きは「枚」で数えます。
マグロも、丸ごとの状態では「匹」や「本」ですが、解体されていくに従って、「1丁、2丁・・・」(頭と背骨を落とした半身)、「1冊(ひとさく)、2冊(ふたさく)・・・」(短冊状に切り分けたもの)、「1切れ、2切れ・・・」(刺身など)となります。
ほかに、サヨリやシラウオなどの細い魚を数える「条(じょう)」や、古くは大きな魚を数える「喉(こん)」(大きな魚を運ぶとき、魚の喉に縄を通して運んだことから)など、日本語には魚を数える助数詞が実にたくさんありますが、一般的には使われなくなったものもあります。
引用(NHK放送文化研究所)
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