当たり前の話ですが、最初から釣りが上手い人なんていません。
本当に、当たり前のことです。
ですが、初心者の人って、意外とすぐに上達しませんか?
これはなぜなのか。 ずっと気になっていることがあるので、今回は「なかなか上達しない人」について書いてみます。
※赤波的な考え(ほぼ妄想)です。
判断の邪魔をするもの
例えば、投げ釣りをしているAさんがいるとします(架空の人物です)。
Aさんは、いつも同じポイントに遠投しています。 ところがその日は、周りの釣り人が手前でポツポツ魚を釣っている。
Aさんも内心では、 「手前で釣れてるな。投げ直した方がいいかな?」 と感じているはずです。
それでも、なかなか踏み切れない。
結果、アタリもなく納竿。 帰り際に「今日は魚が寄ってたな」とつぶやく。
このとき、判断を止めている原因があります。
それが「過去に釣れた記憶」です。
目の前で起きている確かな情報があるにもかかわらず、 以前その遠投ポイントで釣れた経験が、判断の邪魔をしてしまう。
いわゆる固定観念です。
これは、ある程度経験のある人ほど陥りやすいところ。
釣りの相手は自然です。 状況は常に変化していて、過去と同じとは限りません。
情報は、「以前より昨日」「昨日より今日」「今日より今」。
まずは、いま目の前で起きていることを、素直に受け止めることが大切です。
過去の経験は、情報がまったく無いときや、どうにも釣れないときに引き出せば十分。
初心者はなぜすぐ上達するのか
初心者の人って、驚くほど早く上達することがあります。
理由はシンプルで、 良い意味で「無知」だからです。
経験が少ない分、固定観念がない。 だから、目の前の情報をそのまま受け取れる。
釣れている人のやり方を素直に真似する。 結果、釣れる。
この「素直さ」が、上達を早めているんだと思います。
実はこれ、とても重要なことです。
上達したいなら、とにかく理由を考える
釣りが上手くなる人には共通点があります。
それは、 「釣れた」ではなく「釣った」と感じていること。
偶然釣れた魚と、狙って釣った魚は別物です。
「やったー、釣れた!」で終わると、そこから先はありません。
一方で、上達する人はこう考えます。
・なぜこのポイントだったのか ・なぜこのタイミングだったのか ・なぜこの仕掛けだったのか
さらに言えば、釣れなかったときも同じです。
「今日は潮が悪かった」「活性が低かった」で終わらせない。
どうすれば釣れた可能性があったのかを考える。
そして、釣れたときでさえ 「なぜ釣れたのか?」を考える。
この積み重ねが、再現性を生みます。
上達できない考え方とは
釣りは不確定要素が多く、正解が見えにくい世界です。
ですが、実は答えが出ないということ自体が、 「そのやり方は違う」という答えでもあります。
間違ったことを続けていても、結果は変わりません。
大切なのは、状況に対応し、その理由を考えること。
アタリがなければ、投げ直す。 ポイントを変える。
これも立派な「対応」です。
そして釣れたら、 「なぜここで釣れたのか?」を考える。
それが分かった瞬間、 「釣れた」は「釣った」に変わります。
狙って獲った一匹になるからです。
釣りたいと強く想う人へ、参考になれば幸いです。

