投げ真鯛の乗っ込みシーズンも中盤に入り、1年の中でも最も大型を狙いやすい時期になってきました。
僕自身も順調に釣果を伸ばしてきましたが、目指しているのはやはり「一段上のサイズ」。なかなか簡単にはいきません。

釣具店に真鯛の釣果情報が並び始めるこの時期、投げ真鯛を始める人も一気に増えます。
その一方で、
「せっかく始めたのに釣れない」
と悩む人が多いのも事実です。
よく聞かれるのが、
「どうしたら釣れますか?」
という質問。
結論から言うと、ぶっこみ釣り(投げ釣り)で真鯛を狙うこと自体は、そこまで難しい釣りではありません。
特別なテクニックが必要なわけでもなく、魚の引きは強いものの根に突っ込む魚でもないため、落ち着いてやり取りすれば誰にでもチャンスはあります。
ただし、ポンポンと簡単に釣れる魚ではないのも事実。
釣行を重ねながら、数少ないチャンスを確実にモノにすることが重要になります。
基本を馬鹿にせず、きちんとやること。
これが何より大切です。
釣れない人には、必ず理由がある
ある日のこと。
釣り場に着くと、5本の竿を並べて釣りをしている人がいました。
「隣で釣りをしてもいいですか?」
と声をかけ、少し距離を取って釣りを開始。
僕は2本竿でスタートし、エサを投入します。
するとすぐにエサ取りの反応。
アタリが出れば回収し、ハリスを確認してエサを付け直して再投入。
これを繰り返していると、1時間半ほど経った頃から2本ともエサが残るようになり、直後に真鯛を1枚水揚げ。
さらに20分後、もう1枚追加。
すると、5本竿の釣り人が近づいてきて、
「なんでそんなに釣れるんですか?」
と一言。
正直、理由は最初から分かっていました。
僕が釣りを始めてからその質問をされるまで約2時間。
その釣り人は、一度もエサを交換していなかったのです。
しかも、エサ取りが明らかに多い状況で。
アドバイスをして仕掛けを回収する様子を見ていると、竿同士でオマツリ。
当然、エサも付いていません。
これでは釣れません。
そうこうしていると、その人の一番奥の竿にアタリ。
勢いよくアワセを入れたものの、すぐにバラし。
確認すると、フグの歯でハリスがズタズタになっていました。
一方、こちらはその後もアタリが続き、合計3枚の真鯛を水揚げ。
その頃には波も変わり、時合は終了していました。
魚は確実に回ってきていた。
ただ、それを釣れる状態で待てていなかっただけ。
これが本当にもったいない。
仕掛けを「適正な状態」に保つこと
当たり前の話ですが、
- 仕掛けが絡んでいる
- エサが付いていない
- ハリスに傷が入っている
この状態では魚は釣れません。
ぶっこみ釣り(投げ釣り)で最も大切なのは、
エサの付いた仕掛けを、適正な状態で海底に置き、魚を待つこと。
これができていなければ、チャンスが来ても結果にはつながりません。
アタリがなくても、1時間に1回は仕掛けを回収して、ハリスとエサの状態を確認する。
それだけで、釣果は大きく変わります。
基本を馬鹿にせず、きちんとやる。
本当に大切なことです。
▶釣りたいと強く想う人へ|投げ・ぶっこみ釣りで真鯛に近づく10の条件

