投げ釣り(ぶっこみ釣り)をしていて、
「アタリが出ない」「周りも静か」「何をすればいいか分からない」
そんな状態で、ただ時間だけが過ぎていくことはないでしょうか。
釣れない理由はひとつではありませんが、その中でも、今がどういう状況なのかを判断できていないことで、動き方に迷ってしまうケースは少なくないと感じています。
この記事では、投げ釣りにおける時合いの考え方と誘いの使い分けを軸に、
「今は何をすればいいのか」を判断できるようになる考え方をまとめました。
まず考えるべきは「今は時合い待ちか、時合い中か」
潮回りや時間帯によって差はありますが、個人的な感覚としては、3~4時間に一度、時合いが入ることが多いと感じています。
そのため、投げ釣り(ぶっこみ釣り)では、4時間をひと区切りとして考えるようにしています。
時合いに入ると、それまで反応のなかった竿先に、急にアタリが出始めます。
いわゆる「魚のスイッチが入る」状態ですね。
【判断】今は時合い待ちの状況か?
- 長時間アタリがない
- 周囲の竿も静か
この状態が続いている場合、まだ時合いに入っていない可能性が高い状況です。
この段階では、喰わせを意識する必要はありません。
【行動】時合い待ちのときにやること
- エサが残っているかを確認する
- 仕掛けやハリスの絡みをチェックする
投入してから時間が経っている場合は、新しいエサに交換しておくことで、時合いに入った瞬間に対応できます。
時合い待ちで使う誘い
【判断】魚はまだ遠い、もしくはいない
- 周囲にアタリがない
- 長時間状況が変わらない
【行動】大きめに動かす誘い
この状況では、大きく動かしてアピールする誘いを使います。
竿先を軽くあおり、天秤を跳ねさせることで、仕掛けの存在を知らせるイメージです。
この誘いで、すぐにアタリが出ないのは普通なので、
時合いを待つための誘いと割り切ってかまいません。
また、アタリが出ないからといって、頻繁に動かす必要もありません。
個人的には、仕掛け投入から回収までの間に1~2回程度の感覚で入れることが多いです。
時合いを感じたときの判断
【判断】時合いに入ったサイン
- 隣の人にアタリが出た
- 別の竿に反応が出始めた
- 釣り場の雰囲気が変わったと感じた
このような変化があれば、魚がエリアに入ってきている可能性があります。
時合い中に使う「喰わせの誘い」
【行動】ゆっくりサビく誘い
時合いを感じたら、ゆっくりサビく誘いに切り替えます。
流れやウネリに逆らうように、ゆっくりと仕掛けを動かします。
この誘いでは、動かしている最中や直後にアタリが出ることも多く、警戒させにくい喰わせの誘いだと感じています。
感覚的には、
大きく動かす誘いは、時合い待ちのための誘い
ゆっくりサビく誘いは、時合い中に喰わせにいくための誘い
このイメージで使い分けると、判断がかなりシンプルになります。
ただし、喰わせのための誘いでも、動かし過ぎると警戒されやすいと感じていますので、逆効果にならないよう気を付けてください。
補足:五目ぶっこみ釣りの場合
ここまでの考え方は、比較的警戒心の強い大型魚を意識した場合のものです。
一方で、ぶっこみ五目釣りのように、多くの魚種を狙う釣りでは、必ずしも同じ考え方にこだわる必要はありません。
五目狙いの場合は、大きめに動かす誘いを少し多めに入れることで、魚に気付いてもらう機会が増え、結果的に好釣果につながる場面も多いと感じています。
狙っている魚種や釣りの目的に合わせて、誘いの頻度や強さを調整してみてください。
※大事なことなので補足しておきますが、
根掛かりが起きやすい釣り場では、動かさず我慢することも大切です。
仕掛けのロストだらけでは、釣れるものも釣れませんからね。
判断型で考えると、迷わなくなる
- 周囲が静か → 時合い待ち → 大きめに動かす or 待つ
- 誰かにアタリ → 時合い中 → ゆっくりサビいてみる
- 長時間経過 → エサと仕掛けを確認
「今は何をすればいいか分からない」と感じたら、
今はどういう状況か?を一度整理してみるのもいいかもしれません。
迷ったときは、「今は待ちなのか、喰わせにいく場面なのか」この2つを意識してみると、判断しやすくなります。
状況に合った誘いを試してみることで、良い釣果に結び付く可能性は十分にあります。

