軽い気持ちである釣り場に行ったら、うねりがあり、濁りが残っている状態・・・
なんとな~く穏やかになっているだろうという考えでは、ちょっと甘かった。
釣り場に着いたら、予想以上に波が高くて釣りにならなかった・・・
なんてこと皆さんもあるのではないでしょうか?
実際のところ、僕自身もかなりやらかしてます・・・
ある程度は天気予報で確認できますが、今まさにの情報を手にすることができれば、またはその経過が分かれば釣行計画も立てやすいし、なによりエサ釣りではエサが・・・・
リアルタイムに海の状況が分かれば、後悔しませんね。
全国港湾海洋波浪情報網(ナウファス)
全国78観測地点において波浪の定常観測を実施していますので、風波・うねり・長周期波を24時間モニタリングすることができます。
表示は1日毎と7日(1週間分)があり、その直前の状況確認は1日表示(24時間)で波高など確認することができますし、過去7日間の状況を見ることで2日前に波が高かったので、まだ濁りが残っていそうなど予想をすることもできます。
下記の画像を確認すると分かると思いますが、有義波高(左)と有義周期(右)とがあります。
有義波高とは、連続した波の高い方から3分の1の波を基準に、その平均をとったものです。
波高は、風が強く長く吹き続けるほど高くなりますので、現在の風の状況からその後を予測することができます。
周期(波長)とは、個々の波の頂上から次の波の頂上までの時間のことを言います。
波の間隔というイメージです。
ナウファスの実際の画像
上記の画像は波高が0.5m程度で推移していて非常に穏やかな海を示しています。
天候が良ければ釣り日和ってことになります。
反対に下記の画像のように、前日から波が高く海が荒れていると判断することができます。
この状況を把握しながら、実際に釣りをすると良くわかりますが、同じ波高でも釣りのできる釣り場とできない釣り場とがあります。
一般に風裏、波裏などの波の影響が少ないところや港内などそもそも影響を受けにくいところもありますが、多少の波で魚の取り込みが難しいところなどもありますので、釣り場の状況と風の状況などを加味した判断をすると良いと思いますね。
波の情報ゲットはコチラから
リアルタイムナウファス: 国土交通省港湾局 全国港湾海洋波浪情報網
ひとつだけ注意点
ここで注意しなければいけない点があります!!
有義波高とは先程も説明しましたが、高い波から3分の1の平均を示したものです。
したがって、最大波高のことではありませんので注意が必要です。
波高1メートルと表示されていても、2倍を超えるような波がくる可能性が十分にあります。
サーフでの釣りで、波が穏やかなので波打ち際に道具を置いていたら、思わぬ大きな波に道具が流されそうになる・・・なんてことがあると思います。
そういった波を表示しているものではないので、覚えておいてください。
波が高くなるとその差は非常に大きくなりますから、ぜひ注意をしてくださいね!
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