チヌ(黒鯛)や真鯛、スズキなどの大型の魚を投げ釣りで狙う大物釣りで使用されるメジャーな天秤が「遊動式の天秤」です。
竿を数本用意して竿立てに掛け置き竿スタイルで釣りをするため、アタリを待っている間はリールのドラグを開放して待ちます。
大物がエサを食べて走り出すと、道糸が引かれ開放されているドラグが逆転し道糸を送り出す仕組みですね。
ここでスムーズに道糸の送り出しができる、遊動タイプの天秤がこの釣りの主流となっています。
釣り場や人それぞれの考え(好みなど)があり一般的という言い方しかできませんが、大物用の仕掛けとしては、遊動式のL型天秤(27~30号)に1本バリ仕掛けが一般的ではないでしょうか?
L型の天秤は、飛行姿勢が安定していて仕掛け絡みが少なく遠投性能に優れるため、天秤に関してはこれでほとんどの釣り場に対応することができます。
天秤自体は、探せばかなりの種類があり見たこともない天秤はもちろん、知ってはいるが使用したことのない天秤もたくさんありますが、L型タイプの有名な天秤と言えば・・・
FUJIこと「富士工業株式会社」
富士工業株式会社
「Fuji」って良く見かけますね?
釣り竿のガイドとかリールシートなど・・・天秤を含め、釣りをすれば必ずお世話になるメーカーが「富士工業株式会社」です。
最近では標準で装備している竿も多い「Kガイド」なんかも有名ですね。
ジェット天秤
遊動海草(KAISO)天秤
どこの釣具屋さんでも必ず置いてあり、初心者から幅広く使われているL型の天秤の定番商品です。
大物投げ釣りでも根強い人気の商品で、この手の天秤は「固定式」と「遊動式」と二種類あります。
釣りのスタイルや好みで選んで使用されています。
シンカーの底の部分が比較的平らになっていて海底での安定性に優れるため、置き竿スタイルに向いていることも大物釣りでの人気の理由だと思います。
デルナー
以前、知り合いの方に「飛びのデルナー」と初めて聞いてから、こればかり使っていたときがあります。
仕掛けの巻上げ抵抗も少なく、シンカーの形状上遠投性能に優れています。
反面、海底に着いたときの接地面積が小さいので安定性は良くありません。
最近は使用していませんので間違っているかもしれませんが、誘導式が無かったと思います。
半誘導として使用していました。
サビくような釣りスタイルには抵抗も少なく軽く引けるので、キス釣りや遠投派の人にはおすすめの商品です。
さらに飛びに磨きを掛けたタングステン仕様のものもありますよね。
デルナー(タングステン)
高比重のタングステンは同じ重さでも鉛(なまり)よりも小さくできますので、空気抵抗が小さく飛距離は鉛(なまり)のものよりさらに伸びます。
タングステン仕様のものは向かい風対策に購入しましたが、根掛かりポイントではお金を捨てているように感じます・・・ので、根掛かりがある釣り場では、やめておきましょう!
釣り場は、選んでください(笑)
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