黒鯛狙いで釣りをしているとき、
「道糸は何を使っていますか?」と聞かれ、
「フロロカーボンです」と答えると、
「え、フロロカーボン……ですか?」
と、少し驚かれることがあります。
正直、その反応も無理はありません。
置き竿スタイルなら、PEラインかナイロンラインが一般的ですからね。
僕がフロロを使っていた理由は、とてもシンプル。
黒鯛狙いのぶっこみ釣りで、根際を狙っていたから。
遠投の必要はなく、
それよりも根ズレに強い道糸が欲しかった。
ただ、それだけです。
こんな感じで、
使う道糸は「これが正解」と決めつける必要はありません。
狙う魚、釣り場の状況、その日の条件。
それに合わせて選べばいい。
というわけで今回は、
「真鯛狙いの投げ釣りで使う道糸は何がいいのか?」
このテーマで整理してみます。

投げ釣り(真鯛)の道糸はPE?ナイロン?
「PEラインとナイロンライン、どちらが良いですか?」
この質問をよく受けますが、
そもそもこの2つは真逆の特性を持った道糸です。
どちらが優れている、ではなく、
釣り場・距離・魚の活性・掛かり方
これらに合わせて使い分けるのが、いちばん賢い選択だと思っています。
PEライン
分かりやすいのは、
100m以上沖を狙うような遠投が必要な場面。
この場合は、細い号数が使えるPEラインが圧倒的に有利です。
もちろん、細ナイロン+遠投性能の高い天秤+餌を工夫すれば対応できますが、
強度に余裕のあるPE1.5号前後なら、比較的ラクに狙えます。
※真鯛狙いでは、PE2〜3号を使う人が多いですが、遠投には少し太い。
PEは伸びがほとんどないため、
ナイロンに比べて感度が非常に高いのも大きなメリット。
かけ上がり・かけ下がり・泥・砂・石・岩礁など、
海底の起伏や底質の変化を把握しやすいです。
また、PEラインは一見高価ですが、
キズが入らなければ長く使えるため、実はコスパも良好。
糸フケが気になる場合は、
高比重PEラインを選ぶのもひとつの手です。
ナイロンライン
ここまで読むと、
「じゃあPE一択でいいのでは?」と思うかもしれません。
ですが、ナイロンラインも日々進化しています。
近年は耐摩耗性が向上し、
細めのナイロンでも遠投性能が確保できるようになりました。
また、ナイロン特有の伸びは、
- 食い込みが良い
- バレにくい
といったメリットにつながります。
さらに、比重があることで糸フケが出にくく、
オモリが流されにくいのもポイント。
船が横切る堤防先端などでは、
道糸を引っ掛けられるリスクが減るのも安心材料です。
真鯛狙いでは、ナイロン5号以上が主流ですが、
最近は4号を使う人も増えてきました。
PEに比べてコシがあり、
トラブルが少ないナイロンは、初心者にもおすすめできる道糸です。
力糸付きナイロンライン
ちなみに僕自身、
遠投が必要ない釣り場では、真鯛狙いでもナイロンを使うことが多いです。
考え方として共感した記事がこちら。
投げ釣り真鯛の基本タックルはこちら。



